フィードバック問題について
twitterだけでは文字数制限があるのでブログに書かせて頂きます。
私の大好きな防弾少年団に問題が起きました。
事の経緯などは詳しく説明してくださってる方がいらっしゃいますし、簡単に説明させて頂きます。
突如発表されたのは
「11月発売の日本シングル 秋元康と初コラボ」という内容でした。
それもよく読むとパンPDが「秋元氏の世界観が好きだから依頼をした」というのです。
ここで韓国ではフィードバックを求める声が上がりました。
理由は右翼についてと、秋元氏が今までに手掛けてきた歌詞の内容についてです。
右翼に関しては政治的思想が入るため今回は省略させて頂き、歌詞について焦点を当てていきたいです。
今回問題となった一つ目は「セーラー服を脱がさないで」です。
セーラー服を脱がさないで おニャン子クラブ 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索
これがリリースされたのは1985年です。
なので昔の曲を引っ張り出すなと批判する方もいらっしゃいました。確かにそうかもしれませんが、秋元氏の女性蔑視はこの曲で終わったわけではありません。
2018年にリリースされたAKB48の「Teacher Teacher」です。
http://j-lyric.net/artist/a04cb7c/l04681c.html
この曲はリリース当時に「スクールセクハラを正当化させている」と問題になりました。
AKB48の新曲「Teacher Teacher」が“スクールセクハラ正当化”と批判の声! 秋元康の女性蔑視思想が今回も…|LITERA/リテラ
秋元氏の女性蔑視、女性差別的価値観は30年間以上続いているのです。
ですがここで踏まえてほしいのは、今回の件を通して私は秋元氏の価値観を批判したいわけではありません。
ただ、そのような歌詞を書く作詞家と防弾少年団はコラボするべきでないということを主張したいのです。
防弾少年団も一昔前に女性蔑視で問題になっています。
問題となったのは「Converse high」や「ホルモン戦争」など、女性を「モノ」として扱った表現や「女性はこうだ」と決めつけるような歌詞になっていました。
これは「10代・20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く」というコンセプトの防弾少年団なのに、彼ら自身が女性に抑圧と偏見を向けていると問題になったのです。
これに対して2016年に事務所を通して謝罪文も出しています。
そして出来た曲が「21世紀少女」でした。
防弾少年団 『21世紀少女 (21세기 소녀)』 歌詞 和訳 カナルビ | K-POPに染まる日々
まさに「女性たちへの偏見や抑圧をなくそう!!」という歌詞になっています。
そんな彼らはLove yourself,Love myselfをコンセプトにツアーも行なっています。
そんな矢先に出たのが秋元氏とのコラボだったのです。
もし秋元氏とコラボしてしまったら彼らが作り出し、時には反省し、コンセプトを貫いてきたこの5年間がたった1曲で崩れていってしまうのです。
たった1曲で。
秋元氏とコラボすれば、その肩書きは消えることはありません。"コンセプトに背いて女性蔑視の歌詞を書き続ける作詞家とコラボした"というレッテルは永遠に消えることがないのです。
もちろんそんなことになれば彼らの本拠地である韓国で円滑な音楽活動をすることは難しくなるでしょう。
アンチから向けられる刃の数は今までの倍以上にはなるでしょうし、それによって受ける精神的苦痛は想像することができません。
だから彼らをその状態から守りたかったのです。
守りたいからARMYが動きました。
防弾少年団を批判しに動いたのではありません。
彼ら7人を守るべきパンPDがこの企画を結びつけたのです。だから韓国や日本のARMYは"パンPDに"フィードバックを要求しました。
そしてこのコラボの話は無くなりました。
この件で日本ARMYも韓国ARMYも、他の国のARMYも、もちろん防弾少年団だって悪くないのです。秋元氏とのコラボを企画したパンPDとGOサインを出した事務所に問題があります。
事実とは異なった歴史を提示し日本や日本ARMYを批判してきた韓国ARMYなどは擁護するべき対象ではありません。
しかし、今回のこの一件を「曲が消えてしまった」という怒りに任せ、防弾少年団を守ろうとした韓国や日本のARMYを批判する日本ARMYも擁護するべき対象ではありません。
ZIPなどでは「期待してください」と7人は言っていました。勿論私もそれを見ています。
「きっとレコーディングも終わり、ダンスも練習していたかもしれない、それが無駄になってしまった」という意見も跳ね除けたいわけではありません。
フィードバックを要求した私を含め、きっと誰もが今まで「Bird」という曲に費やしたお金や労力が無駄になってしまうことは痛いほどわかっています。しかしそれでも、中止にさせるべきだったのです。
労力やお金が無駄になる前に事務所が気付くべきだった、でも気づかなかった。
だから無駄にしてでも中止にしなきゃいけないのです。
防弾少年団はこの件で傷ついたかもしれません。期待して欲しかった曲がARMYに届くことはありませんでした。しかしこれから何年も活躍していくだろう彼らを長期的に見た場合、この曲のリリースは不利益しか生み出しません。
フィードバックを要求したことに対して反対意見があるのも当然だと思います。
しかし「労力」や「お金」、「ただ聞きたかった」は訴えるべき内容ではありません。
この一件に乗っかって日本ARMYを批判するなど御門違いな叩き方をしてきた他国のARMYを今回のフィードバックの件とごちゃ混ぜにし、反対意見を述べるのも違います。
上記を踏まえ、みんな防弾少年団を守るための行動だったということを理解した上で、それでもBirdをリリースするべきだという意見がありましたらtwitterにリプライで構わないので仰ってください。
喧嘩はしたくありません。
意見が聞きたいです。
全てのARMY、そして防弾少年団の7人に幸せな毎日が待っていますように。
So I love me!